しじみとあさりの違いは?

日本で馴染みのある貝類と言えばしじみとあさり。どちらも汁物の具や佃煮として人気がありますよね。味が違うのはもちろんですが、実はその他にもいろいろな違いがあります。どんな違いがあるのか、2つの特徴を比較してみましょう。

しじみとあさりは何が違う?

色や大きさ

市場に出回っているしじみの多くは1.5~2cmほど。色は主に黒や茶色で、どちらの場合も強い光沢があります。あさりはしじみよりやや大ぶりで、3~4cmが平均的です。色は黒、白、茶色など様々で、模様もあるものとないものがあります。

育つ環境

しじみは塩分が強すぎる環境(水中)では育つことができません。そのため川や湖などの淡水か、淡水と海水が混ざり合う河口などで育ち漁獲されます。対してあさりは海水で育ち、海の浅瀬などで漁獲されます。

旬の時期

しじみもあさりも年間通して店頭に出ているものではありますが、それぞれが一番美味しい旬の時期というものがあります。しじみの旬は、産卵や成長が活発になり旨味や栄養が多くなる7~8月頃です。あさりは春と秋の年2回産卵期があるため、3~4月頃と、9月頃が旬になります。

しじみとあさりの栄養面の違い

見た目や大きさ、生態などの他に、栄養面に関しても大きな違いがあります。それぞれが含む栄養素に着目してみましょう。

しじみの栄養素

しじみの特筆すべき栄養素と言えば“オルニチン”です。アミノ酸の一種で、食品の中でもしじみには特に多く含まれます。肝臓の機能を助ける働きがあり、二日酔いの緩和や代謝アップが期待できる栄養素です。他にもカルシウムや鉄などのミネラル、ビタミンB群、ビタミンEなど、豊富な栄養を含みます。

あさりの栄養素

あさりの特筆すべき栄養素には“タウリン”が挙げられます。アミノ酸の一種で、疲労を回復させる効果や血中コレステロール抑える効果が期待できます。しじみと比べるとやや劣りますが、血液をつくるビタミンとして知られる“ビタミン12”や、鉄、亜鉛、マグネシウムといったミネラル類も豊富です。

異なる特徴を持つしじみとあさり

しじみとあさりは同じ二枚貝で間違われてしまいがちですが、見た目、育つ環境、旬などを比較すると、全く違う食品であることが分かります。また多く含まれている栄養素もそれぞれ異なります。どちらも栄養価が高いことは確かですが、用途に合わせてうまく取り入れることで効率よく体のトラブルや疲労を回復させることができます。

参考URL
http://home.jointventure.jp/annzennsei.html
https://www.santuariodejavier.org/syokuhinn.html
http://tokyo-apparel.ivory.ne.jp/05.html